セックスで得られる健康と幸せ

健康を維持したり増進するという観点から、近年セックスが注目されています。
他者との性行為がもたらす様々な効果を、細かく考察してみます。

まず、精神的な健康という意味で挙げられるのが、ストレスの解消です。
セックスから得られる肉体的、精神的快感は、日頃のストレスを解消したり低減するのに役に立ってくれます。
仕事上のストレスに対する対処がうまくできるのも嬉しい効果です。
日常的にセックスをしている人の方が、ストレスの多い場面で血圧の上昇を抑えられるというデータもあります。
禁欲的な生活を続けることによるストレスは、意外と大きいものです。

全身運動の良い機会であることも、大きな利点です。
普段は使わないような筋肉も使うので、体にほどよい刺激を与えることで健康に近づけてくれます。
ダイエット目的で行う有酸素運動などに比べれば消費カロリーそのものは多いとは言えませんが、きっかけになる事は間違いありません。

免疫力が向上するという側面も見捨てることができません。
免疫力がアップすることで病気にかかりにくくなり、健康を維持することに役立ちます。
ただし、不特定多数と肉体関係を持つことは性病に罹患する可能性が高くなるので、パートナーは選んで、特定の病気のリスクを減らす努力はしなければなりません。

セックスを週1回から2回行っている人は、外見も若々しくいられるというのも嬉しいメリットです。
健康的な見た目は、周りにポジティブな印象を与えてくれます。
中身も外見も健康であるために、普段からセックスに対する意識を高く持つことは重要です。

心臓疾患の予防に役立つというデータもあります。
週に2回以上他者と関係を持つ人は、月に1回以下しかセックスをしない人と比べると、心臓疾患のリスクが4割から5割程度低くなるというものです。
心も体も満たされる運動を定期的に行うことで、心臓に関係する病気のリスクを回避できるとすれば、それはとてもポジティブな効果と言えます。

セックスをしない生活を続けた場合のデメリット

セックスをしない生活を続けると、セックスで得られるメリットとは逆のことが起こるリスクが高まります。
まず、禁欲的な生活を続けることによるストレスにさらされることになり、ストレス耐性が弱くなるという側面もあります。
自慰行為をしていれば良いと考える人もいますが、やはり、日ごろから他者と肉体関係を持つ人の方が、ストレスに強いというのが近年わかっているデータです。

男性の場合、セックスをするときに男性ホルモンである、テストステロンが分泌されます。
筋トレなどを行うことでテストステロンが分泌されることがわかっていますが、セックスをしない生活を続けると、性欲そのものが減少してしまうというリスクがあります。

健康を害するという意味で気をつけたいのが、免疫力が下がることで病気になりやすいというデメリットです。
具体的に言うと、免疫グロブリンの低下です。
風邪やインフルエンザなどから守ってくれる免疫力が下がることで、病気になりやすくなってしまいます。
また、性行為を他者と行うことは、お互いの細菌やウィルスを交換し合うという側面があります。
これにより、体は強くなるということもセックスのメリットの一つです。
禁欲的な生活を続けていると、感染症のリスクを高めることにつながってしまいます。

セックスのない禁欲的な生活は、うつ病などの精神的な病気になる可能性も上げてしまいます。
セックスの最中に分泌されるドーパミンは、食欲や物事に積極的に取り組む意欲、美容にも良い効果をもたらすことで知られる成分です。
禁欲によりドーパミンの分泌が抑制され、精神的な病気のリスクは高まります。

セックスをしない生活を続けることで免疫力は下がり、病気になりやすくなるばかりではなく、ストレスにも弱い体質に陥る可能性があります。
適度な嗜みを意識することで、健康的に、いきいきと毎日を過ごすことができるのは、セックスがもたらす嬉しいメリットです。